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美容院に行く感覚で
相談できる
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目指して

fidoスキンクリニック | 美容皮膚科・皮膚科
院長 木藤 健治

美容院に行く感覚で
相談できる
クリニックを
目指して

多くの方々の、
様々な「美」に対する悩みに
「fido」寄り添って


どうもはじめまして。この度、松本市上土に「fidoスキンクリニック美容皮膚科・皮膚科」を開院させて頂きました。院長の木藤健治です。
私は長野市出身で、三重大学を卒業、その後信州大学の皮膚科学教室に入局しました。研修医1年目の頃から「fido」のオーナーである小林さんにカットをして頂くようになり、その後3年間ほどの東京への国内留学期間を除く現在までの長い期間、小林さんにお世話になってきました。そんなご縁もあり、この度「fido」を一緒に盛り上げていきたいとの思いから、美容室との併設という、他にあまり類を見ない形での開院となりました。
私は今まで信州大学皮膚科学教室、慶應大学医学部先端医科学研究所細胞情報部門、名戸ヶ谷病院皮膚科、南長野医療センター篠ノ井総合病院皮膚科と、皮膚科学の一般診療全体と最先端の医学研究を経験してきました。その経験の中で、常に美容皮膚科に関しては興味を持ちながら診療を行ってきましたが、皮膚科医としての十分なスキルを持たないまま美容の領域に踏み込むことには抵抗がありました。やはり美容皮膚科に真剣に取り組むのであれば、皮膚科医としての知識と経験が何よりも重要ではないかと考えていたからです。
美容というと、美容形成外科を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。というのも、以前までは美容皮膚科という科目が正式に認められていなかったことも一因ではないかと思います。しかし、現在では美容皮膚科という科目もようやく認知されるようになってきましたし、自分の皮膚科医としてのスキルも十分に蓄えられてきたと思えるようになり、かねてから関心のあった美容皮膚科の世界に飛び込むことにしました。
しかしながら実は、美容皮膚科を皮膚科専門医が担っていることは少ないのが現実です。私は、美容皮膚科は皮膚科学の一つの範疇である以上、皮膚科医としてのスキルがとても重要だと思っています。一般的なことを言いますと、病気を治す上で非常に重要なのは、実は診断です。これは美容皮膚科に限らず、内科でも外科でも何科であっても、医療全般に言えることです。今は非常に優秀な機器が多く存在します。しかしその優秀な機器を生かすも殺すも診断次第なのです。その診断を正確にできてこそ初めて、本当によい治療ができるのです。その診断をするためには皮膚科医としてのスキルが非常に重要になってくるのです。私が長年積み重ねてきた皮膚科医としてのスキルをいかんなく発揮し、みなさまの「美」のための皮膚科医として貢献できるよう、日々精進して参りたいと思っています。  
今後もどうぞよろしくお願い致します。

経歴:
2000年3月 
国立三重大学医学部医学科卒業
2000年4月 
信州大学医学部附属病院皮膚科医員(研修医)
2002年4月 
信州大学医学部附属病院皮膚科医員
2003年3月 
慶應義塾大学医学部先端医科学研究所細胞情報部門 共同研究員
2003年3月 
名戸ヶ谷病院皮膚科 非常勤医師
2006年4月 
信州大学医学部附属病院皮膚科医員
2009年8月 
JA長野厚生連 南長野医療センター篠ノ井総合病院 皮膚科医長
2016年4月 
JA長野厚生連 南長野医療センター篠ノ井総合病院 皮膚科部長
2021年4月 
fidoスキンクリニック美容皮膚科・皮膚科 院長

資格等
・医学博士
・日本皮膚科学会認定専門医

所属学会
・日本皮膚科学会
・日本美容皮膚科学会
・日本レーザ医学会

With Your Life当クリニックの「モットー」


通常、大きな病院では理念といったものを掲げることが多いと思います。「モットー」というのも理念とほぼ同じような意味ととらえて頂いて構わないと思いますが、小さなクリニックで理念というと、なんだかあまりにも仰々しいようにも思えますし、身近に感じてもらえないようにも思えてしまったので、「モットー」としました。実は最初は日本語のわかりやすいものを、と考えたのですが、いろいろ考えた末にあえて英語にしました。なぜか。日本語にするよりもいろいろな意味でとらえて頂けるかなと思ったからです。「With Your Life」は直訳して大げさに言えば、「あなたの人生に寄り添う」、病院で言えば、「患者さんに寄り添う」という意味にもなるでしょうか。しかし、その訳し方、受け取り方は人それぞれ、千差万別です。その方がいろいろな意味を込めやすいなと思い、「With Your Life」としました。

後述のクリニックのコンセプトに詳しく書いていますが、私は美容医療をもっとたくさんの方々に身近に感じて、体験して頂きたいと思っています。病院にかかるという既存の概念からは離れて、気軽に相談できるクリニックを目指したいと思っています。エステよりも絶対的で、確実な効果があるにも関わらず、美容院と同じくらい気軽にかかれるクリニックでありたいと思っています。だからと言ってそこで行う施術はれっきとした医療であり、患者さんには気軽に来て頂きたいとは思っていますが、反面その施術に対して、皮膚科専門医として妥協はしたくないと思っています。そういった思いから、このホームページはほとんどが文字で埋め尽くされています。とっつきにくいなと感じるかもしれません。イラストや写真などの多い、他の美容クリニックや形成外科、美容皮膚科のようなホームページを作ることも可能でしょう。しかし、私はあえてホームページはほとんど文章で作ることにしました。一度クリニックに来て頂ければ、非常にかかりやすいクリニックであることはわかって頂けると思います。だからと言ってそこで行われている診療、施術には一切手抜きはないのですよ、ということをわかって頂きたく、ホームページはあえてこの様な形をとることにしました。

Concept当クリニックのコンセプト


美容室では髪の悩みを中心に様々なアプローチ、提案をして頂けると思います。その際に髪そのものはもとより、頭部の地肌やお顔を中心に、全身のお肌に関する悩みも多いと聞きます。それらは日頃の様々なケアにより改善するものも多いかとは思いますが、ホームケアのみでは限界があるのも事実です。その限界を越えて、さらなる改善をお望みの方も大勢いるかと思いますが、なかなか手段がなく諦めている方が多いのではないでしょうか。実は、医療による介入で、そのかなりの部分をカバーすることができると私は考えています。昔では考えられなかったことですが、最近では美容もれっきとした医療として認められるようになってきています。美容に関する学会も様々なものが立ち上がってきていますし、様々な機器が厚生労働省から医療機器としての承認を得るようになってきています。それはつまり、医学会も、国も、美容を医療として認める方向になってきているということなのです。それは日本だけのことではなく、世界的な流れなのです。

病院というと何か病気にかかった時に行くところであって、少々怖いイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか。そもそも病院が好きな人などまずいないでしょう。しかし、当クリニックに対してはその様なイメージを払拭して頂き、病院にかかるという概念をなくして頂きたいと思っています。美容医療が介入する分野は、病名こそきちんと付きますが、基本的には治したり、改善しなくても、なんら命に関わるものではありません。そのため、昔までは医療としてあまり認められてきませんでした。しかし、命に関わらなくても、本人にとっては非常に気になるものであったり、いわゆるQOL(Quality of Life)、つまりは生活や人生の質と呼ばれるものを著しく損なってしまう疾患も少なくないのです。そして、これは美容に限ったことではないのですが、昨今の医療では、そういった命には関わらないけれども、QOLを損なうような疾患に対しても、しっかりと治療介入していくことが大切なのではないかと考えられるようになり、美容もそういった分野の一つとして、徐々に医療として認められるようになってきているのではないかと思っています。

しかし、いわゆる美容クリニックや形成外科、皮膚科といった病院に、美容のためにかかるのは非常に敷居が高いと感じる方が多いのではないでしょうか。美容クリニックや形成外科は手術をしたり、セレブな人たちがかかるイメージ、皮膚科は皮膚の病気でかかるところというイメージが、まだまだ一般的なように感じます。そこで私は、美容医療をもっと身近に感じてもらえるようにすることはできないだろうかと考えました。その考えから生まれた発想が、美容院とのコラボレーションでした。美容院は「美容」というキーワードが入っているように、非常に美容医療との関係は深いと思われます。髪を美しく保とう、髪型をきちんとして身だしなみを整えよう、などと考える方々は、髪だけではなく肌などに関する「美」全体への関心も高いのではないかと思います。そういった方々の悩みを、美容院に行くことと同じ感覚で相談できる場所を作りたいと考えました。そこで長年おつきあいのある小林さんとお話をしていく中で、美容院とクリニックを併設するというアイデアに至りました。美容院と美容のクリニック、同じ「美容」という言葉がつくにも関わらず、こういった業態は聞いたことがありません。とても新しい試みですが、きっと多くの方々の、様々な「美」に対する悩みに「fido」は寄り添っていくことができるのではないかと考えています。