Medical treatment診療内容
症状から探すGAUDISKIN(ガウディスキン)

ビタミンA製剤がお肌のコンディションを整えるうえで非常に重要で、とても有用な手段になり得ることは、誰しもが認めるところです。海外製品にはそういったビタミンA製剤を中心としたホームケア用品の有名メーカーがいくつもあります。しかし、欧米人と日本人を含めたアジア人では、皮膚の肌質に大きな差があるため、単純に海外製品が日本人でも同様の効果、副反応となると考えて使用することはできません。特にセラピューティックプログラムと言われる、ビタミンAの中でも最も効果はあるものの、刺激性などの副反応が強いトレチノインをメインとしたトレチノイン・ハイドロキノン併用療法を行う際には、日本人ではその副反応を許容できない方が多数認められます。それは日本人特有の肌質の問題もありますが、製剤そのものの品質によるところも大きいと考えられます。そこで、日本人の肌質に合わせた、純日本製の製剤が生まれました。それがこのGAUDISKINです。GAUDISKINという名称は、「下町ロケット」の物語の中の「ガウディ計画」にちなんでいます。どこにも負けない精神と情熱にあふれた技術力で物作りを極める精神に思いを重ね、この製剤は生まれました。妥協を排した物作りを心掛け、日本のトップクラスの研究所・工場で最高ランクの品質管理のもと高品質に製造されているそうです。海外製品と異なり、できる限りアイテム数を減らすことで非常にわかりやすい使い方ができるよう工夫されています。アイテム数が少なくても大部分の日本人に使用することができるよう設計されていることから、一つ一つの製品の品質、安全性など、非常に高いクオリティで日本人の肌質に合わせて作りこまれていることがわかります。

セラピューティックプログラムを行う場合は、HQクリアと他社製品の0.1%トレチノインを使用することで行います。セラピューティックプログラムは7週間を基本として、その間はトレチノインによる赤みや皮むけといった刺激性がかなり出ます。しかし、そのプログラム終了後には驚くほどの肌質改善、シミやしわの改善を実感することが可能です。ただ、セラピューティックプログラムのみで完全に全てのシミをなくすことは難しいとされ、薄いシミとして残ることが多いです。シミをできる限りきれいにしたいと考えるのであれば、やはりピコ秒レーザーとの併用が最も勧められる治療となります。コストはかかりますが、かなりの効果を確実に実感できます。セラピューティックプログラム終了後も肌質改善効果などを維持するために、いわゆる守りのビタミンAとされるレチノールを高濃度に含んだ製剤を継続して使用していくことで、皮膚の老化を最小限に抑えていくことが可能となります。できることならセラピューティックプログラム終了後はデュアルレチノプラスやデュアルレチノライトの使用に移行していくことをお勧めします。ビタミンA反応の刺激を抑えるためにも、特にセラピューティックプログラム中は同じラインであるスムースクレンズやインナーモイストTAローションの使用が望ましいと思われます。


スムースクレンズ

肌トラブルのもととなる摩擦力を極力少なくし、「こすることができない」ということを主眼においた洗顔料です。
また、複数のマイルドな洗浄成分を適切に組み合わせることにより、しっとりなめらかな洗いあがりを実現しています。肌にとって余分なものだけを落とし、必要な潤いは残すため、ダブル洗顔をしてもつっぱりません。美容保湿成分を混ぜることなく、洗浄成分のコントロールだけで質の高い洗顔を可能にしています。
1回につき2プッシュ使用して下さい。必ず手と顔に水をつけるか、手の平で同量程度の水と洗顔料を馴染ませてから使用して下さい。落ちにくいメイクはダブル洗顔を試して頂き、それでも落ちない場合はクレンジングを併用してください。

インナーモイストTAローション

天然保湿因子「人型セラミド」の複数の型を十分に浸透させることにより高保湿が得られる化粧水です。
また、美白有効成分のトラネキサム酸も十分量配合し、メラニンコントロールや様々な炎症を抑えます。
トレチノインや高濃度レチノール外用時に併用すると、ビタミンA反応も抑えられます。
非常に浸透性の高い化粧水ですので、数回にわけて極力多くの量を浸透させてください。コットンを使用しても構いませんが、手で馴染ませて使用して頂くのでも十分です。

HQクリア

トレチノイン・ハイドロキノン療法時等の強い治療時における高い効果と安全性を両立した製品です。 界面活性剤の量と質を最適にしたことで、海外製ハイドロキノン製品使用時に約3割で起こる赤み、痒み、熱感、乾燥感、落屑などはほとんど起こりません。塗布時の白浮きもなく、トレチノイン併用下でアレルギーを誘発するような成分を極力抜いてあります。製剤のテクスチャーは、トレチノイン使用時の敏感な肌にも使用できる塗り心地のいいものにし、効果を上げるためのグリコール酸も日本人の肌に合わせた最適な濃度で配合しています。1回塗布量を海外製品の7割に設定し、塗布量が不必要に過量になりません。

エクラリバイブ

ハリ、くすみ、毛穴、抗老化など多方面へアプローチし、お肌のコンディションを向上させます。様々な美容成分、アンチエイジング成分が高容量に配合されており、これ1本で様々な効果を期待することができます。
ベタつくことなく肌なじみのよい使用感でありながら、肌内部に適切な潤いを与えます。
1回2プッシュ、1日2回使用して下さい。その使用方法で約70日間使用できます。

デュアルレチノプラス

肌質改善(しわ、ハリ、艶、滑らかさ、乾燥肌など)の攻めをするピュアレチノールと、守りをするパルミチン酸レチノールの2種が同時に配合された製品です。それぞれが高濃度に配合されていながら、海外製レチノール製品よりもビタミンA反応が少なくなるように日本人向けに設計してあります。浸透システムや質感なども日本人に合わせて作られており、一生使用して頂けることを前提に開発されています。1回使用量を調節することで多くの方に対応できるようにした製品です。
基本的には1日1回、夜に1プッシュを使用して下さい。最大でも2プッシュまでとして下さい。赤みや皮むけ、ヒリヒリ感などの刺激性の反応が出ない量で継続してください。目や口の周りで刺激性が出る場合は減量して下さい。肝斑部分は悪化する可能性がありますので、最後に薄くつける程度にして下さい。首に外用する場合は顔の半分の量を目安にお使い下さい。1プッシュ連日使用で5か月、2プッシュ連日使用で2か月半ほど使用できます。

デュアルレチノライト

デュアルレチノプラスと同様、肌質改善効果を期待できる高濃度ダブルレチノールクリームです。ただ、ビタミンA反応が少なくなるよう、含まれるレチノール成分をデュアルレチノプラスの半量程度とし、また浸透システムや質感なども、より皮膚の薄い日本人の肌に合うように開発されています。
基本的にはデュアルレチノプラスと同様、1日1回、夜に1プッシュを使用して下さい。最大で2プッシュまでとし、2プッシュ使用できるようであればデュアルレチノプラスの1プッシュ使用でもよいかと思われます。赤みや皮むけ、ヒリヒリ感などの刺激性の反応が出ない量で継続してください。目や口の周りで刺激性が出る場合は減量してください。肝斑部分は悪化する可能性がありますので、最後に薄くつける程度にして下さい。首に外用する場合は顔の半分の量を目安にお使いください。1プッシュ連日使用で5か月、2プッシュ連日使用で2か月半ほど使用できます。